病院のご案内

Information of Our Hospital

院長挨拶

 みなさま、平素は京都九条病院の診療に大変ご理解をいただきまして誠にありがとうございます。
 さて、京都九条病院は本年1月末に4回目の日本医療機能評価機構の病院機能評価を受けました。機能評価についてご存知でない方が多いのではないかと思います。この審査は病院のあらゆる機能を86項目(実際は各項目にさらに細かいチェック点があり合計では約350項目になります)指定し、各々に文書による極めて詳細な自己申告を提出し、まず文書審査を受けます。さらに、この自己申告を行ったすべての項目に対し、6人のサーベーヤーが2日間、病院を訪問し、病院のすみずみまで審査し、ある基準に達していなければ改善を求められるという第三者による病院のチェック制度であります。この審査は義務ではなく、自ら進んで受けるものです。この制度は1995年に設立されましたが、当時この評価に認められればその医療機関に何らかの経済的メリットがあるのではないかと考えられていました。しかし、実際はそのようなことはありません。当院は2002年に1回目の審査を受けました。はっきり言いまして、当時の京都九条病院にとってその審査に合格するということは極めて困難と思われました。当院は207床の一般病院であるため大病院としての扱いをうけ、審査の内容は大学病院や赤十字病院などと同じもので、高度なハードルをクリアすることを求められました。特に、医療安全、医療倫理、感染対策などの項目はその当時では考えも及ばなかったような要求がありました。とにかく必死になってその山のような項目に適応できるよう、病院職員がそれぞれの部署で長時間をかけて準備を行いました。要求を満たしていないことは満たすよう新しいものを作り上げていきました。それには、相当の出費を要するものもありました。そして、2003年、機能評価の認定施設として認められました。その後、5 年に一度認定の更新審査が行われています。そしてその度に良質の医療として求められる内容は高くなっています。最近の機構のデータでは2009年をピークに新規受診病院数のみならず更新病院数も減少し認定病院数もわずかずつ減少しています。2017年10月現在、全国で認定病院数は2,179(25.8%)です。認定施設の減少の理由として、認定されるためには大変な時間と資金を要するにもかかわらず、現在では社会的にあまり注目されず、経済的なメリットがないためではないかと考えます。
 そんな中、京都九条病院は2018年1月、当院にとって4回目の審査を受けました。その理由は、過去3回、このつらい審査を受けることにより、その度、目に見えて明らかに医療の質が良くなり、患者さん中心の医療がブラッシュ・アップされたからです。また、同じ目標に向かって、あらゆる職種の病院職員がお互いに話し合い、作り上げていく中で病院の一体感が充実し、お互いに強く理解できるようになったからです。これらのことはまさに評価機構の存在価値の意味するところであります。そして、さる3月29日、機構からの中間報告が届きました。結果はすべての項目が「一定の水準に達ている」以上であり、そのほぼ4分の3は「適切に行われている」でありました。修正を求められる項目はありませんでした。そして、ある1項目ではめったに評価が出ない「秀でている」がありました。それは「地域に向けて医療に関する教育・啓発活動を行っている」という項目で、関連グループとともに行っている健康診断活動、人間ドックなどが高く評価されました。さらに市民の皆様に行っている脳卒中市民講座、糖尿病教室、若いスポーツ選手の医学的管理を行っているK-SMAT 事業、地域イベントへの医師・看護師等の派遣を行っていること、また、12年継続している「病診・病病連携セミナー」などが評価されました。最後に、院長のわたくしが中心になって行っている「院内コンサート」も良い評価をいただきました(わたくしとしては個人的にちょっとうれしいです)。過去3回の機能評価の審査で、1回ですべての項目をパスしたことはありませんでした。今回の結果こそわれわれ京都九条病院の職員全員が地域の皆様の健康に貢献するため、地道に続けてきた努力の結集と思っています。
 これからもさらに病院の機能を更新し、患者さまやご家族に安心していただき、信頼される病院になるため更なる努力をいたしてまいります。

2018年4月11日

医療法人同仁会(社団)京都九条病院
院長 山木 垂水

理念と基本方針

京都九条病院の基本理念

良質な医療を安定的に提供します。

さらに常に最大限最高の医療の提供を目指す前向きな姿勢を持ち続けます。

京都九条病院の基本方針

  1. 医療は患者さまとそのご家族と医療者が協同して行うものと考えます。
  2. 「奉仕の精神」を持ち、親切な対応、サービスの向上を心がけます。
  3. 公平・公正で良質な地域医療を、安定的に提供し続けます。
  4. 急性期医療に24時間対応し、専門性の高い高度医療を充実させます。
  5. 治療に関する情報はすべて患者さまに開示し、分かり易く説明します。
  6. 最先端の予防医学・健診技術を用い、「地域の人々の健康」に貢献します。
  7. 地域支援の中核として活動し、トータルヘルスケアを進めます。
  8. 各種研修指定施設として、高い技能を持つ人材を育成します。

「患者の権利」に関する宣言

 京都九条病院では、患者さまの個人としての尊厳が守られ、より良い信頼関係の深まりとともに安心して医療が受けられるように、患者さまの権利に関する宣言を掲げます。

  1. 患者さまは、その社会的経済的地位・国籍・人種・宗教・年齢・性別・病気の種類によって差別されることなく、平等な治療を受ける権利を持っています。
  2. 患者さまは、自由に医療機関を選ぶ権利を持っています。
  3. 患者さまは、十分な説明を受けた上で、治療を受ける権利あるいは治療を受けることを拒否する権利を持っています。
  4. 患者さまは、医療のどの段階においても別の医師の意見を求める権利を持っています。
  5. 患者さまは、医師ならびに医療従事者が患者さまについて知り得たすべての医療上の情報及び個人的情報が保護される権利を持っています。
  6. 患者さまは、いかなる状態にあってもその人格を尊厳され、また尊厳をもってその人生を全うする権利を持っています。

 私達京都九条病院職員は、患者さまの権利を尊厳し、充分な相互理解をもって、患者さまが最善の治療を受けられるよう最大限努力をします。私達京都九条病院職員は、良質な医療を提供し続けるために、常に前向きに努力することを誓います。

施設概要

病院概要

名称 医療法人同仁会(社団) 京都九条病院
所在地 京都市南区唐橋羅城門町10
TEL 075-691-7121
院長 山木垂水
診療科目 内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、糖尿病内科、腎臓内科、精神科、心療内科、外科、消化器外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、リハビリテーション科、麻酔科、救急科、放射線科
施設・設備
  • 病床面積 / 1人当たり6.4m2以上
  • 病棟面積 / 1人当たり18m2以上
  • ベッド数 / 207床・個室 / 37室(特別室・超特別室)
  • リハビリテーションセンター / 約225m2
  • 受付 / ゲストリレーション、全館クラーク制度を採用
  • アメニティ / 各フロアに食堂・談話室・浴室を設置
  • 駐車施設 病院敷地内(急患・障害者専用) 病院敷地外(SHIN-SHIN駐車場100台)
診療時間

午前9時~12時(一部予約制)

土・日・祝祭日も診療しております。

午後5時30分~午後8時、曜日により専門外来あり。

救急・急患はいつでも受け付けております。

救急指定・入院随時

施設認定

日本医療機能評価機構「病院機能評価」認定病院(一般病院)

日本救急医学会救急科専門医指定施設

日本麻酔科学会認定麻酔指導病院

日本整形外科学会専門医研修施設

日本脳神経外科学会専門医認定指定訓練施設

日本外科学会外科専門医制度修練施設=指定施設

日本消化器外科学会専門医関連施設

日本消化器病学会認定施設

日本消化器内視鏡学会指導施設

日本がん治療認定医機構認定研修施設

日本静脈経腸栄養学会NST稼働施設

日本栄養療法推進協議会認定施設

日本脳卒中学会認定研修教育病院

日本カプセル内視鏡学会指導施設

日本消化管学会胃腸科指導施設

日本循環器学会認定循環器専門医研修関連施設

日本心血管インターベンション治療学会研修関連施設

全日病・災害時医療支援活動指定病院

京都府救急救命士、救急隊員研修医療機関

厚生労働省指定臨床研修病院

沿革

昭和32年 7月 法人設立〈7月1日〉
昭和32年 10月 九条病院開設(認可)〈10月1日〉
平成5年 7月 松井道宣 理事長就任(京都九条病院院長兼務)
平成6年 6月 九条病院を京都九条病院と改称
平成6年 12月 京都五条病院を吸収合併(一般207床)
平成9年 4月 京都九条病院を全館改築し新しくスタート(一般207床)
平成11年 1月 山木垂水 京都九条病院院長就任
平成11年 6月 京都市在宅介護支援センター・京都九条病院(民設)開設
平成13年 7月 京都九条病院にデイケアセンター(通所リハビリテーション)開設
平成15年 12月 介護老人保健施設 マム フローラ開設
平成16年 10月 同仁会クリニック 開設、同仁会疾病予防研究所 開設
平成17年 1月 介護老人保健施設マムクオーレ 開設
平成18年 4月

京都市唐橋地域包括支援センター 設置

在宅介護支援センターから居宅介護支援マムステーションに名称変更

京都市地域介護予防推進センター 設置

平成23年 2月 京都九条病院増築棟 完成
平成23年 3月 ショートステイ マム 開設
平成24年 4月

医療法人同仁会(社団)総合介護支援マム・スクエア 完成

介護老人保健施設 マムクオーレⅡ 開設

事業所内保育所 まむまむ 設置

京都九条病院訪問看護ステーション・マムより、訪問介護サービスをヘルパーステーション マムと名称変更

京都市唐橋地域包括支援センター、居宅介護支援マムステーション 移転

京都九条病院訪問リハビリテーション 開設

平成29年 4月 地域包括ケア病棟(5階病棟57床) 開設