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当院職員のコロナウイルス感染につきまして(第2報)

8月11日に発生した、職員のコロナウイルス感染につきましてご報告いたします。

約90名の職員および患者さまにPCR検査、健康調査を行いましたが、すべて陰性でした。多人数の検査において、陽性者が出ておりませんので、おそらくこの職員は、外部で感染したものであったと推察されます。院内クラスターは起こっておりません。ひとまずご安心ください。
また、この職員の行動履歴には不適切な行動はいっさいございませんでしたこともご報告いたします。

〇今後も警戒、監視態勢とし、必要な場合は迅速に検査、ご報告などを展開いたします。
〇保健所の指示に従い、今後2週間は3階病棟を中心に、一部の診療・接触の制限を行います。念のための指示ですので、ご安心ください。
〇感染職員への心配の声をいただいておりますが、全くの軽症です。ありがとうございます。
〇その他の一般診療は継続しています。

今回は、院内感染に至らずに済んだと思われますが、現在の流行状況では全く安心できません。しかし、当院では、コロナ感染症への最新の加療を、京都府との協力のもと京都府でもっとも多く、また、安全に行ってきております。万一の感染発生時にも適切に行動し、患者さまにも職員にも最善の治療をする準備ができております。

コロナ感染症のことは我々職員に任せていただいて、患者さまは、どうか安心してご自身のご病気に集中していただきたく存じます。職員一同、引き続き頑張ります。
今回はご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

令和3年8月12日  京都九条病院 院長