地域連携とは
「地域全体で医療を支える」
患者さんを中心に、地域内のかかりつけ医や介護事業所と連携協力し、地域包括ケアシステムの中での役割を実践します。
地域の皆様はもちろん医療機関の皆様、介護事業所の皆様の相談に応じます。些細な事でも問題ありません、不安に思うこと、悩んでおられること何でもお問い合わせ下さい。
地域医療連携室について
患者さん・ご家族・地域の皆様の思いを大切にし、住み慣れた地域で暮らしていただくために、地域の診療所・病院・施設・居宅支援事業所・地域包括支援センター・訪問看護ステーションなどと協力体制をとり、より良い地域医療のために活動しています。
業務内容
- 地域医療のネットワークの構築とその後の拡充・維持を図る。
- 医療・福祉・保険などに関する包括的な相談に応じ住民の健康をサポートしていく。
- 地域の診療所 他院 施設 在宅サービスのスタッフ等と協力体制を構築することで患者さんに安全で適切なより良い医療を提供し質の高い生活が営めるように支援していく。
相談内容としては
- 入院、転院の相談
- 医療介護の連携
- 在宅復帰のための支援
- 受診相談
- 医療相談
- その他
地域の医療・介護・福祉相談も受け付けております。
- 相談によって患者様が不利益をうけることはありません。秘密は厳守いたします。
受付について
医療・介護などのご相談がございましたら、お気軽に地域医療連携室へご連絡ください。
TEL 075-691-7173 (地域医療連携室 直通)
FAX 075-662-6686
平日 9時~17時30分
※その他の時間は京都九条病院の受付にて伺います。
担当:道下、南田
在宅療養あんしん病院
在宅療養あんしん病院 登録システムとは?
地域の医療関係者と在宅チームが一体となって高齢者の在宅療養生活を支えるしくみで、切れ目のない医療提供体制の構築に大きな役割を果たす京都で始まった制度です。
京都九条病院は、在宅療養後方支援病院です。在宅診療されている患者さんが、緊急対応が必要となった時、入院治療が必要となった時は、24時間対応いたします。ぜひ、前もって、患者情報の提供(共有)をお願い致します。
地域包括ケア病棟
地域包括ケア病棟は、一般病棟において急性期治療を終了した患者さんに対して、在宅復帰支援に向けた医療や支援を手厚くかつ効果的に提供することを目的にしています。
地域包括ケア病棟では入院期間が最長60日なので、退院に向けての生活の準備を患者さんやご家族の意向をじっくりお聞きし整えることができます。一人ひとりの患者さんとそのご家族、主治医、看護師に加えて理学療法士、作業療法士、栄養士、薬剤師、社会福祉士、看護補助者そしてケアマネージャーや訪問看護師、ホームヘルパーといった病院内外のスタッフがチームを組んで患者さんの暮らしを支えます。
地域の医療機関や介護施設と連携強化を図り、住み慣れた地域で一人でも多くの患者さんが在宅復帰でき、安心して暮らしていただけるように、そしてご家族の負担を少しでも軽減できるように、私たちは一層充実した支援を届けたいと思います。